luvianの日記

白と黒の心の声。その日の出来事。

ひまわり

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ここのところ、夏の鬱陶しさから

解放されたのか

幾分気持ち良い……(ノ∀`)



何となく気持ちがフワフワとし

ワクワクとしてしまうこの開放感…


空には少し秋の気配も感じ、もう夏の終焉を感じる今日この頃……



先程は間違えてウッカリ、この日記を削除してしまうと言う大失態を起こしてしまった……

何とも情けない自分…w

笑えます……www



先日仕事から帰るなり、気だるさと疲れた身体を投げ出し寛いでた頃…

何を考えるでもなく部屋の窓を開け放してると周りから聴こえる様々な音…


下の階からは最近越してきた家族の笑い声と小さなレディーの泣き声である。何とも可愛らしいワガママを言ってゴネテル……w



反対側の家族は子供を叱る親の声…

今時珍しく厳しく育ててるらしく

その甲斐あってか子供達は何時も礼儀正しい…

大人の私も姿勢が正される思いだ…



そんな何げない日常生活…

ふと、車の止まる音を聞いてた私は外を眺める気力すら残ってなく

〈誰が来たのかな?〉

位の思いで夕飯の事を考えてた…

お腹は空いてるが食べたい物がない!



そんなどうでもいい事が頭を過ぎった時部屋のチャイムが鳴った


〈ピンポン〉定番の音だねw


慌てて玄関へと向う私は…


〈どなたですか?〉と訪ねた


ドアの向こうでは若いであろう青年らしき声…


〈〇〇フラワーショップデス〉


???お花屋さん?


私は怪訝な顔でドアを開けた…


そこにはお花を抱えた若い青年がにこやかにたって礼儀正しく私に渡す……



〈〇〇さんですか?〇〇様からお花が届いてます〉

………え?………

一瞬言葉を失う…


それからそれを受け取り特別なカードもなくただの送り状を確認……


そっか……半月遅れでbirthday presentが届いたのだ…


恐らく彼女は私の誕生日を最近思い出したらしい……


しかし私の好きな向日葵の花とは…

覚えててくれた事に少し感動すら覚えたw


早速写メで画像を保存…


間もなく彼女にメールを送った…

勿論画像付きで……


お互い照れ臭くて素っ気ない…

〈お花が届きました。アリガトー〉


〈送った事に満足してメールするの忘れてました…ごめんねw〉


〈イヤイヤ…貰えるだけで嬉しいから…〉


〈花だけ?届いたのは…〉


ん?なんだ?と思ったけど嘘は言えない…


〈届いたのは花だけだよ〉


その返事はなく


〈向日葵好きだったよねw〉

と返されてしまったが私も敢えて深く追求するでもなく、ありきたりの会話で終わった…



そしてその2日後の朝……

遅い朝ごはんを食べてるとまた、玄関のチャイムが……

こんなに早くから誰だろ……



と思いながら出ると…

〈〇〇様から冷凍食品が届いてます〉と言われ間もなく受け取る…



それは紛れもなく向日葵をくれた彼女からで…

birthday presentの残りが届いたのだ


どうやらこのことだったのね…

素直に嬉しくて涙が途端に溜まった…


そしてカードが添えられていた……

『お誕生日おめでとうございます

大変遅くなってしまってごめんなさい

自分からあまり連絡はしませんが毎日元気に過ごしております。

9月にこちらに来るのを楽しみにしております。

身体に気を付けて下さいね』



紛れもなく私の娘からのものです。


外は朝から雨が降っていた

そして私の顔にも雨が降り出した…w。



会話。

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久し振り…



…と言いたげなあなたの笑顔。

何度も見てるけど今日は一段と輝いて見えたよ。


〈今日は有難うございます。〉

と私達を招くあなたの姿。

何気ない言葉が私の心を少しだけ踊らせた。



忙しなく働きまわる。

周りには沢山の人達。

名刺交換をする姿。

握手を交わしながら挨拶をする。

招待客をエスコート



決してスマートではないけれど気が付くとあなたの周りには人が入れ替わり立ち代わり…

絶え間なく繰り返される動作。



これがあなたが今まで頑張ってきた証なんだと実感しながら

気が付くとあなたの姿を追っていた私。



隣で はしゃぐ私のまぶダチは

ここのご馳走は美味しいね。と笑顔で何度もお代わりしてたね…

その細い体のどこに消えてるの?

と尋ねたくなったらクスッと笑えたな。



今日は付き合ってくれて有難う。

ここを出たらお礼を言おう。


その反対の隣では偶然鉢合わせした社長と専務が熱心にお喋り。

時折見せる 普段見慣れてる顔とはまた違った顔ですね…

と心の声が私の顔をほころばせる。



予定に入れてなかった突然の動員!

でも、楽しかった。

私の目的はあなたに会うためだったかも知れない。

そんなズルイ考えを持って居たのかも知れない。



あなたの仕事の顔を垣間見る事が出来ました。これが生き甲斐とも言えるあなたの仕事なんだね…



でもね少しだけ焼きもちを焼きたくなったの。

楽しげに話すあなたの隣の女性。


目を逸らす私…

貴方と数秒目が合った瞬間それを悟られたくなかった私は俯いたままで

グラスに注がれたアルコールを眺めてた…


あ……残しちゃったな。

そんなどうでもいい事が頭を過ぎった。その時…


気が付くと私の後に立つあたなが居た。

振り向いて口を開くと拗ねて仕舞いそうになったから

〈帰るね〉とひとこと残してその場を後にした。



あなたの声が私の背中を引き止める


隣では友達がエレベーターのボタンを押した。



私の横からあなたは手を出し空いたドアを止める。



〈気をつけて帰れよ〉

〈2人とも今日はありがとね〉



やっと交わした言葉だけど…

ずっと心の中で響いてたよ。


そんな小さな幸せがある私は

幸せなのかもな……


少しキラキラした何かを抱きしめる様に帰宅に着いた私でした。


夏の思い出。

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夏の思い出と言うと、花火大会や海水浴…

子供の時の夏休み…って思いがちだけど

私には夏休みの思い出があまり無い。強いて言えば高校生の時、バイトに明け暮れてたそんな学生時代…


私の夏の思い出は…

と言うと心が悲鳴を上げてた。そんな苦い思い出だ!



結婚をして27回目でピリオドを打たざるを得なかった…離婚届けを貰いに仕事を早退し寝起きの主人に判を押させた…


あっさり了承したが心の中では何が起こっていたのか…きっと後になって焦ったのではないか…


そんな苦い思いがまだ心の中でうごめいてそして、嘆きや悲しみを引き起こしてしまった引き金…

自分への罪悪感…

最期まで この思いは背負わなければ行けないと言う後悔にも似た思い。



そして毎年 夏になると心が折れてしまう…

鬱陶しくて愛おしい夏のひととき


忘れる事はあっても 決して

記憶から消える事のない夏の思い出。